ゆのみを使うと身につく習慣があります。それは『両手でもつ』という習慣です。

 

一方で、取っ手(片手)のついたカップなどを持つ習慣が身につくと「片手でもつ」習慣が身に付きます。

ここで驚かされるのは、教えられたわけでもないのに取っ手(片手)がついるカップがあると、幼児は取っ手を持とうとします。両手で飲もうとはしません。

ちなみに、ゆのみのような取っ手のついていないカップを日頃両手で持って飲んでいる幼児も、取っ手がついているカップは取っ手を持って片手で飲もうとします。『取っ手』にとても影響力があるようです。

経験談として、外食をした際にファミリーレストランでは幼児用に用意してあるプラスチックの取っ手のついたマグカップがありますよね。日頃はゆのみを両手でもっている娘たち、甥っ子も、これで与えるとやはり片手で飲もうとしてこぼした経験が何度もあります。

それでは『両手でもつ』という習慣は身についていないのでは?と思われるかもしれません。

 

 

ここで伝えたい 『習慣』とは、ゆのみのように取っ手がついていないカップを使用していると、片手では『持てないかな?』と思うような場合は両手で持つようになる習慣がつく(1歳8ヶ月位~)ということです。逆に、取っ手のついたマグカップを使用していると(両手で持つ習慣がないので)片手で持とうとします。だから、こぼす回数がどうしても増えます。

 

ゆのみを両手でもつ

 

幼児が「自然と両手で持つようになる習慣が身につく保育食器」を使用するほうが、幼児にとっても親御さんにとってもよいといえます。

 

つづく