スプーンやフォークなどを幼児が手に持って使う道具が使えるようになるのは、1歳2カ月程度~からだと思います。(※個人差あり)
カトラリーの使い方を知らない幼児はどうしたって最初は手を使って食べてしまうシーンも多いかと思いますし、お母さんが手伝ってあげなければ道具を使って食べることはまず無理かもしれません。
最初に使うカトラリーはスプーンだと思います。
スプーンについても言うと、スプーン自体をかんでしまうので、最初はシリコン製のスプーンの方がよいかもしれません。
幼児はスプーンを持つ練習からはじまり、口に運ぶ練習をします。と、言ってもこぼし放題です・・・
1歳3カ月くらいになると、徐々にこぼさず口に運べるようになってきます。
子供用のステンレス製のカトラリー(スプーン&フォーク)に変えて自分で食べられるようになってきます。この頃になると、フォークで刺す動作もできるようになります。
こうした過程を見ていると、幼児にとって使いやすい食器とは絶対にスプーンですくいやすい器であり、食材を刺しやすい器だといえます。
例えば、仕切りがあるワンプレートのような食器ですと、(仕切りが低いと)スプーンですくおうとしても上手にすくえずお皿の外に出てしまうことがあります。また、淵が立っていない食器も同様に、すくおうとしたり、食材を刺そうとしているうちに外に出てしまうことが多いです。このような現象が多く起きると幼児は手で掴んで食べるようになります。そのため、食器選びは大切だといえます。
幼児にとって使いやすい初期は淵が立っている保育食器(サラダ小、サラダ中、サラダ大)がよいでしょう。
淵が立っている食器は、食材が食器の外に落ちずらくなるだけでなく、淵があることで食材をすくったり、刺しやすくなります。
弊社で最も淵が立っていて大きいのは7インチミールになりますが、幼児が食べる量を考えるとまだ使用機会はなく1歳半頃からの活躍になります。
使い勝手がよいのはサラダ小・サラダ中でしょう。